熱気球

1783年の昨日、モンゴルフィエ兄弟の熱気球が、世界で初の有人飛行に成功した日でした。


モンゴルフィエ兄弟は、フランスの気球発明者で、兄はジョゼフ・ミシェル〔1740-1810〕、弟はジャック・エティエンヌ〔1745-1799〕です。

元々、紙製造業者だったので、幼い頃から紙に親しんでいた彼らは、焚き火をした際に発生する煙を紙袋に溜めると、紙袋が浮かび上がることに気がつきました。
彼らは袋を大型にすれば、「人も浮かび上がることができるのではないか」と考えるようになり、協力して気球を研究し、1783年に熱空気を満たした気球の公開飛昇に成功しました。

同年11月21日に兄弟の作った大型熱気球に、P.ロジエが乗って人類最初の空中飛行に成功したのでした。
現在でもその熱気球は、空にロマンを感じて、空中を飛びまわっています。