みなさんで雑学しましょう!
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
1707年の昨日、富士山が大噴火した日でした。
誰もが知っている、静岡・山梨両県にまたがる成層火山です。 標高3776mで、日本最高の山で、低地からそびえるので火山体そのものが高く、基底は直径35~40kmに達するといわれています。 北西側の山麓には大室山をはじめ多くの寄生火山があり、南東斜面には1707年に宝永山の爆裂火口を生じて、山容に変化を与えています。 山体は、小御岳(こみたけ)・古富士の古い2火山体上に噴出した玄武岩質の溶岩流と火山灰、火山砂礫(されき)からなっていますが、溶岩は流動性に富み、青木ヶ原のような広い溶岩原、富士五湖のようなせき止め湖、溶岩トンネルや溶岩樹型を形成しました。 関東ロームも更新世の古富士火山などの噴出物とされています。 歴史時代の火山活動としては、781年から1707年まで十数回の記録があり、そのうち800年、864年、1707年の噴火が特に有名らしいです。 山腹には放射谷が発達するのですが、西側の大沢は最も大きく、その谷頭には〈大沢崩れ〉の大規模な崩壊地があります。 古来日本一の名山として、万葉などの古歌にもうたわれ、また信仰の対象とされ、登拝は平安中期から行われたそうですが、特に富士講が組織された江戸時代以降に盛行したそうです。 登山口には御殿場口、須走口、富士宮口、吉田口などがあって、二~五合目までバスが通じ、河口湖から山腹を縫って、五合目までスバルライン(29.5km)が開通しています。 頂上火口の周壁を一周するのを「お鉢回り」、五合目一周を「お中道めぐり」といいます。 山頂には、気象観測所や浅間(せんげん)神社の奥宮があります。 全域特別名勝に指定され、富士箱根伊豆国立公園に属しています。 山麓には鳴沢溶岩樹型(特別天然記念物)、富士風穴(天然記念物)、鳴沢氷穴(天然記念物)、吉田胎内樹型(天然記念物)など多くの特徴的な火山地形、ハリモミ純林などの富士山原始林(天然記念物)、躑躅原(つつじがはら)レンゲツツジ・フジザクラ群落(天然記念物)、湧玉(わくたま)池、白糸ノ滝などがあります。 ある有名な(?)予知能力者が、1989年の5月に大噴火すると予言したのが、ついこの間のように思い出されます。 大噴火はしなかったものの、富士山は休火山であって、死火山ではないので、いつまた大噴火するともしれないのです・・・。 PR |
カレンダー
フリーエリア
最新CM
最新TB
プロフィール
HN:
bakonen666
性別:
非公開
ブログ内検索
アーカイブ
フリーエリア
カウンター
|