切りつけ

昨日は、播磨(はりま)国赤穂(あこう)藩主であった浅野長矩が、1701年に江戸城内で吉良義央に切りつけた日でした。

1701年、勅使の江戸下向の際に浅野長矩は接待役を命ぜられたのですが、この儀礼の指導を高家肝煎(きもいり)の吉良義央(よしなか)に仰いだとき、侮辱され、江戸城中で義央に切りつけたものです。

当時の将軍であった徳川綱吉は、直ちに改易の処分をし、長矩に即日切腹を命じたのですが、義央は御役御免のみであったのです。
この処分を不服とする遺臣たちが、翌年義央を殺害したことは著名ですので、みなさんもご存知ですよね？