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昨日は、ドイツの飛行船技術者であったフェルディナンド・フォン・ツェッペリン(1838-1917)の命日でした。

フェルディナンド・フォン・ツェッペリン
初めは軍人で、陸軍中将でした。
1891年に退役後、飛行船の研究に着手し、1900年に最初の硬式飛行船LZ1の飛行に成功しました。
以後、大型飛行船の完成に努め、1909年にはツェッペリン飛行船による航空輸送会社も設立され、第1次世界大戦ではイギリス空襲などに使用されてきました。

有名なのは、1928年に建造されたLZ127ツェッペリン伯号(全長235.5m、最大径30.5m)で、1929年に世界一周飛行に成功しました(日本には8月19日着陸)。
しかし、次のLZ129ヒンデンブルク号が1937年にアメリカのレークハーストで炎上し、大型硬式飛行船の利用は以後すたれてきました。
ツェッペリン飛行船(1933)
ツェッペリン飛行船は、空気よりも軽い気体を用いた航空機で、空気力学的外皮を被せた剛体枠組構造と、セルと呼ばれる、空気より軽い水素ガスを詰め、完全に枠内に収めた個別の気嚢数個を使用していました。
外皮は主に、アルミニウムなどの軽金属が使われていて、乗客・乗員の乗る比較的小型の居住空間が枠組の底部に取り付けられているのが特徴です。
動力源は、数基のレシプロエンジンでした。

2年前に、自動車雑誌で「空飛ぶ自動車」の記事を見ましたが、今はテスト飛行しているのでしょうか?
その当時に、5年後には製品化したいといっていましたが・・・。
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