メンタルフレンド

さまざまな問題をかかえていながら、身近な友だちや両親などに相談することが苦手だったり、うまく解決ができないでいる人（子供）たちの心の支えとなって、援助していく活動のことです。


もともとは、精神障害者への援助活動としてスタートしたのですが、最近では不登校（登校拒否）の子どもたちを支えるための取組みにまで広がっているようで、様々な福祉事業で取り入れている団体があります。

コミュニケーション不足が叫ばれている最近の子供たち、でも多感な時期でもあるので、条件はいろいろあるようですね。
メンタル・フレンドという呼び方を嫌だと思っている子どもも中にはいるようです。
「自分はメンタル（心）なことに関してはどこもおかしくない。」と思っているからだと思われます

でも、相談相手が親ではなく、親身になってくれる他人の方がいいというように、信用できない親が多いとか、共働きで面倒を見る時間がなかなか取れない親が増えたこと、少子化（一人っ子が増えたこと）も要因でしょうね。

親にとっても、子供にとっても世知辛い世の中になったものです。

ゴボウ

根や、まれには葉を食用とするため、古くから栽培されるキク科の野菜です。


原種とみなされる野生種は、ヨーロッパ～中国東北地方に分布し、千数百年前に中国から渡来したとされています。
日本で改良され、栽培種として確立しました。
花はアザミに似ているようです。

直根は長く伸び、品種により1.5mにも達するものもあるとか。
おもな品種は、細長形赤茎の滝の川系、白茎の越前系、短太の大浦系などがあります。
金平(きんぴら)、煮しめなどにするとおいしいですね。

味噌漬などにする山ゴボウは、本種ではなくモリアザミ（アザミ）の根なんだそうです。

ドライフルーツ

文字通り、乾燥させた果実で、乾燥によって保存効果を高めるほか、生の果物とは違った風味が楽しめます。

日本でも古くから干柿がつくられてきましたが、アメリカやヨーロッパでは干しブドウをはじめ、プラム、アンズ、マルメロ、リンゴなど種類も量も多くつくられています。
干しブドウは収穫したブドウの種を抜き、天日で乾燥させます。
その他の果実の多くは、苛性ソーダなどの溶液に浸けて皮を除き、褐変を防ぐため、亜硫酸処理を施し、天日乾燥か人工乾燥を行います。

そのまま食べてもいけますが、ケーキやシリアルと一緒に食べたりするほうが、より一層おいしくいただけます。
この前もバナナチップを食べましたが、昔に比べ、かなりおいしくなっています。

空の巣症候群

エンプティ・ネスト・シンドロームempty nest syndromeともいいます。

中高年の主婦が陥りやすい心身の不安定な状態で、子供たちが進学や就職、結婚などで巣立ってゆき、夫は仕事が忙しくて不在がちで、ひとり家庭に取り残された主婦が、空虚感や不安感、抑うつ感などにとらわれて心身の不調を訴える状態のことです。

最近、増加傾向にあるそうで、忙しく駆けずり回っているせいか、趣味を持つことができず、子供たちが巣立って行った後、何をするわけでもなく時間がすぎていくそうです。
忙しくしていても、何か趣味を持つようにした方が良さそうですね。
僕たちは大丈夫だろうか・・・？
みなさんは？

神聖ローマ帝国

962年の昨日、神聖ローマ帝国が成立した日でした。

神聖ローマ帝国とは、中世初期以降に、ローマ帝国を継承するものとして、ドイツ地域を領域とした帝国です。
現在のドイツ、オーストリア、チェコ、イタリア北部あたりですね。
ラテン語でSacrum Romanum Imperiumなどといいますが、名称は確定しておらず、実質的には962年にローマで教皇から帝冠を受けたザクセン朝ドイツ国王オットー１世に始まります。
以後、ドイツ王は即位後、公式にローマでの戴冠(たいかん)を受けることで、神聖ローマ皇帝を兼ねて、俗界の最高支配者を自任しました。
11世紀ザリエル朝時代に最盛していました。

しかし、当初成功した皇帝の教会支配体制も叙任権闘争でくずれ、イタリア政策の偏重は、本国内での封建諸侯への譲歩と領邦国家の分立を招来しました。
皇帝選挙権は、13世紀末以降、７人の選帝侯が独占して国政を左右し、これに対し皇帝側も家門勢力の拡大強化に専念しました。
帝位は、1438年以来ハプスブルク家に定着しました。
16世紀初頭のカール５世以後は、教皇による戴冠も行われず、帝国の実体はドイツ王国に矮小(わいしょう)化しました。
他方で領邦国家は、ウェストファリア条約で国家主権を獲得しました。
1806年にライン同盟が帝国を脱退したため、皇帝フランツ２世は帝冠を辞して、帝国は完全に崩壊したのでした。