しゃしゃり出る

「こんなとこに、しゃしゃり出てくんな！」の「しゃしゃり」って何のことでしょう？

お寿司のシャリではありませんよ。

しゃしゃり出るの「しゃしゃり」は俗語です。
でしゃばりな人が迷惑も省みずに行動を起こすことです。
語源は確定できませんでしたが、文語では素早さやものの動きを表すのに、「さ」または「さつ」が多く用いられます。
颯颯（さっさつ）や副詞「ささと」感動詞「ささ」などです。
これらの「さ」という発音は多く「しゃ」と変化します。

よって慣用的にそのようすを表す「しゃしゃ」として俗語化したものと思います。

別の辞典では、「さらりとして粘りけのないこと。さっぱりしていること。さっぱりしているどころか、少しの味わいもないの意味。」となってましたが・・・。

魚のコゲ

コゲた魚を食べるとガンになるのでしょうか？

実際、コゲがガンのもとになるというのは本当らしく、国立がんセンターが発表している「ガンを防ぐ12か条」のなかに、”ひどくこげた部分は食べない”と書かれています。

では、なぜコゲが良くないかというと、肉や魚のうまみの素であるアミノ酸に熱を加えると、発がん性物質ヘテロサイクリックアミンに変わるからです。

もちろん発がん性物質を多量に摂取するとガンになるわけですが・・・。
国立がんセンターの報告は、ラットを使った実験結果に基づいて出されたものですが、この実験の詳細によると、人工的に作られたヘテロサイクリックアミンを投与したラットにはガンが認められましたが、天然の食品のコゲでガンになったラットはいなかったそうです。

コゲた魚を2万尾も食べれば、ラットもガンになる可能性がある、という程度ですから”ガンになる”などと、コゲを必死に取り除くというのは、ほとんど意味がなさそうです。

コゲを気にしてストレスを感じるなら、そっちのほうがよほど健康に悪いということでしょうね。

ディズニーランドの主役の呼ばれ方・・・

誰もが知っているキャラクターのミッキーマウスですが、世界各国で呼び方が違ってしまうのが驚きです。


①アメリカでの名前は、ミッキーマウス（Mickey Mouse）で日本と同じです。
　愛称は「Mick」（ミック） というらしい・・・。

②中国では「米老鼠」（ミィ ラオ シュウ）、または「米奇」（ミィチィ） と呼ばれ、少し似てるけど、
③イタリアでは（Topolino：トポリーノ) で、
④スペインでは（Raton Miguelito：ラトン・ミゲリート）かぁ、
⑤インドネシアでは（Miiki Tiksus：ミッキー・ティークス）・・・

東京ディズニーランドには、ピアッツァ・トポリーノという広場があります。
日本語で言うと、ミッキーマウス広場といったところでしょう。

ちなみに（topo）はイタリア語でねずみのことです。

パンク

1970年代中頃に生まれた、若者の風俗現像です。
発祥はイギリスで、髪を染める、逆立てる、一部分（いわゆるモヒカンですね）あるいは全体を剃る、ぼろぼろの服を着る、耳や鼻孔、口などに穴をあけ安全ピン（現在はピアスになっていますが）を刺す、露骨で卑猥な言葉を吐くなどが特徴でした。

不況による失業と、階級意識の強い社会に閉塞感を抱くイギリスの若者の間で広まりました。
元来パンクとは、与太者とか不良などの意味なのですが、ロック・グループの【セックス】や【ピストルズ】が上述のようなスタイルで、反社会性を歌ってデビューしたときから、反社会・反通念がパンクの共有概念となりました。
彼らの音楽はパンク・ロック、あるいは単にパンクと呼ばれました。

金がないゆえのパンクのスタイルだったのですが、その後ファッションとしても流行しましたし、現在もたまに見かけますよね。
僕が学生のころは、そういうファッションをするだけでモテていた良い時代でした・・・。

散骨

死後、遺骨を墓地に埋葬するのでなく、遺灰にして海や山にまくことですが、1991年に市民団体〈葬送の自由をすすめる会〉が発足し、散骨を「自然葬」という葬送の一形態ととらえて、各地で実施してきました。


法務省も同年に「葬送としての節度をもって行われれば問題はない」という見解を出しています。

最近は、費用のかかりすぎる葬式への不満や自然回帰への願望などから、散骨を希望する人が増えつつあり、散骨を行う企業なども出てきています。

僕の家族では、義母と妻が自然葬を望んでいるようで、テレビで葬儀のＣＭや特集の番組を見るたびに言ってます。
確かに自然葬も悪くはないのですが、骨が跡形もない状態というのが、僕としては不安なんですけどねぇ。

これとは別に散布するのではなく、森の中の木を買いとって、その木の下に骨を埋葬する方式もあるそうで、僕ならこっちを選ぶかもしれないですね。